臨床心理士よりひと言

 

最近、ある世界的に有名なピアノのコンクールで2位になったカナダ人ピアニストのコンサートが広島でありました。

10代の若手ピアニストがしのぎを削るコンクールで、当時彼は20代後半。「遅咲きのピアニスト」です。お母さまは精神分析医とのこと。

コンクールでは、演者はピアノを選ぶことができます。世界的に有名なピアノを選ぶ演者が多い中で、彼はYAMAHAのピアノを選んだとのことです。日本としては、ちょっと嬉しく、親近感がわきます。

老若男女さまざまな人がたくさんコンサートには来ていました。「オールショパン」の演奏はどれも、誠実な人柄を表すような丁寧で、美しい演奏でした。しかも、アンコールに3回もこたえてくれました！暖かい気持ちを持てた演奏会でした。

心が洗われるような、心が沸き立つような、そんなものが持てたら、少し毎日の生活に彩りと癒しが加わるような気がします。